掃除は何事の基本
ある男性は掃除が大好きです。「断捨利」という身の回りの整理整頓をするという言葉が流行ったりしていますが、彼もそんなスタイルを実行している一人でした。彼はマンションに一人で住んでいるのですが、友人たちからはこう言われます。「あれ、おまえの家ってモデルルームなの?」。そもそも生活感が一切ないのです。
余計な家具なんてないですし、洗濯物が干しっぱなしということもありません。キッチンに至っては、必要最小限のアイテムだけが綺麗に並べられています。もちろん、彼は自炊をしているのです。しかし、そんな雰囲気を感じさせない空間。これは才能としか言えません。そんな彼はやはりモテます。そして、友人関係もとても良好です。そんな状況も「掃除が大好きになってからだよ」なんだそうです。そもそも、彼の部屋が汚いということが信じられないのですが、「片づけられない男」だったそうです。
そして、汚れた部屋と同じように人間関係はグチャグチャ。なんと友人に当時の彼女を寝取られたり波瀾万丈だったそうです。そんなグチャグチャな毎日に嫌気がさした彼。ある日、片づけをして掃除をしようという内容の本に出会って開眼。「騙されたと思って試してみた」そうです。その本はとにかく使わないものは捨てよう、という内容でした。彼はその本の内容どおりにどんどん物を捨て始めました。ふつうだと「もったいない」とか「まだ使うかもしれない」なんていう迷いが生じるはずですが、彼に迷いはありませんでした。「これも一年以上使ってないな」「あ、これもだ」。彼は「一年」という条件を設けてどんどん作業を進めていったのでした。中には高価な時計や服もありました。しかし、彼は容赦せずに捨てます。すると、どうでしょうか。彼は「一項目に一アイテム」という状況になったのです。例えば、鞄だったら使うものをひとつだけ持っておく、そんなイメージです。すると、彼の周囲に人間関係も不思議と「整理整頓」されていったのです。今では可愛い彼女もできて大満足な彼なのでした。